当社では、職員の給与(所得)が充足するために処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ等支援加算(障害・福祉施設のみ)の取得を行っています。

1. 毎月給与に手当として、年に2回の賞与の一部として支給

介護職員等処遇改善、特定介護職員等処遇改善、ベースアップ等支援加算(障害・福祉分野のみ)の2つないし3つの加算を毎月の給与支給のなかで「手当」として支給を行っています。また年2回の賞与(5月、12月)の一部としても支給されます。

2. 処遇改善加算等を取得するための取り組みについて

① 入職促進に向けた取り組み

  • 法人や事業所の経営理念や支援方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みの明確化(定期的な管理職間の会議、各施設での職員会議 等の実施)

② 資質の向上やキャリアアップに向けた支援

  • 働きながら介護福祉士や保育士等の取得を目指すものに対する研修受講支援、より専門性の高い支援技術を取得する者に対する喀痰吸引研修、強度行動障害支援者養成研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援 等

③ 両立支援・多様な働き方の推進

  • 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員か正規職員への転換がスムーズに行えるための整備
  • 有給休暇が取得しやすい環境の整備

④ 腰痛を含む心身の健康管理

  • 福祉・介護職員の身体負担軽減のための介護技術取得支援、リフト等の介護器具等の導入および研修等による腰痛対策の実施
  • 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断、年2回の自己評価の実施

⑤ 生産性向上のための業務改善の取組

  • 整理・整頓・清掃・清潔・躾(5S活動)等の実践による職場環境の整備
  • 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減

⑥ やりがい、働きがいの醸成

  • ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善
  • 地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施